代表曲は、すべて同じひとつの恋から生まれています。告げられないまま終わる恋、溢れて走り出す恋、終わった後にいつまでも残る恋——同じ感情を、7人がそれぞれの温度で歌います。
AKATSUKI SONATAの7人は、それぞれがひとつの感情と役割を担っています。静寂、解放、揺らぎ、疾走、迷い、継承、余韻。だから同じ恋を渡しても、7人はまったく違う歌にして返してくる。ある人は言葉を飲み込み、ある人は走り出し、ある人は終わった後の残響を抱きしめる。
7曲は別々の曲でありながら、ひとつの物語として響き合う。それが代表曲をこの形にした理由です。
7曲には、共通する三つの小道具が登場します。同じものを前にして、見え方だけが人によって変わる。その差が、そのまま7人の人物像になっています。
ある人は止めたまま。ある人は動かす。ある人は追い越し、ある人は過去で止まったまま立ち尽くす。
冷めてゆくのを見つめる人。冷める前に飲み干す人。冷めたのかどうかさえ、確かめられない人。
胸に抱いたまま送れない人。迷わず送信してしまう人。書いては消す人。もう既読のつかない人。
暁(あかつき)は、夜が朝へ移り変わるひととき。代表曲も、もっとも静かな 62 から、もっとも速い 160 へ。ひとつづきのグラデーションを描きます。曲の速さは、そのまま恋の体温です。
各曲の「▶ 聴く」ボタンから、すぐに試聴できます。
終わった恋から、はじめてください。
「残響」の余韻から、体温と速度を
少しずつ上げていくように。
最後は全力で駆け出す「加速する鼓動」へ。1枚で、恋の終わりからはじまりまでを辿れます。逆から聴けば、燃え上がった想いが、やがて静かな残響になっていく——どちらの順番にも、ひとつの物語があります。